◆米大リーグ カブス6―0レッドソックス(19日・米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・今永昇太投手が19日(日本時間20日)、本拠のレッドソックス戦に先発し、7回を投げ5安打無失点で7勝目(3敗)を挙げた。96球を投げ5奪三振1四球で防御率は2・40にまでなった。

 

 1回のピンチをしのいだ。先頭のレフスナイダーに二塁打を許し、内野ゴロで1死三塁。しかし、ここから本領を発揮。3番ゴンサレスはスプリットで、続くアンソニーをスイーパーで連続空振り三振で先制点を許さなかった。すると、その裏にブッシュ、タッカーの先頭打者からの連続アーチでうれしい援護だ。

 今永は、2回は7年ぶり対決の吉田に右前安打、続くトロも中前安打されたが、ウォンを右飛に仕留めた。7回再び吉田とトロに連打され2死一、三塁となったが、再びウォンを二飛に仕留めて、地元ファンの大歓声の中、三塁ベンチに戻った。

 今永は13日のヤンキース戦では7回2安打1失点の圧巻の投球を披露して6勝目(3敗)を挙げ、約1か月半の負傷者リスト入りから復帰し、登板するごとにイニング数を伸ばしている左腕。チームの地区優勝のキーマンとして快投を続けている。

編集部おすすめ