◆JERA セ・リーグ 巨人1―2阪神(20日・東京ドーム)

 巨人は阪神戦に5連敗。このカードの対戦成績を4勝13敗として、早くも今年の負け越しが決まった。

球宴前の前半戦でシーズンの負け越しが確定したカードは、84年の中日戦以来、41年ぶりチーム2度目。阪神戦では初めてだ。

 先発の赤星が2失点で敗戦投手。2回に先制ソロを許した小幡に、4回にも犠飛で2打点を献上。試合前まで通算8打席ノーヒットの打点なしと抑えていただけに、手痛い失点になった。

 これで赤星の阪神戦は通算4勝7敗、防御率2・69。年度別の対戦成績を見ると

 登板 勝―敗 防御率

22年7 3―0 1・13

23年2 1―1 1・93

24年4 0―3 3・60

今年3 0―3 5・14

 年を追うごとに悪化し、昨年の4月17日から6連敗。巨人投手では83~85年の定岡正二、99~01年の桑田真澄、13、14年の沢村拓一に並ぶ阪神戦の最多連敗となった。(阿部 大和)

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