◆米大リーグ カブス―レッドソックス(20日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が20日(日本時間21日)、敵地・カブス戦に「4番・左翼」で先発出場。昨季からDHでの起用が続いていた吉田が左翼でスタメン入りするのは2023年の最終戦(10月1日の敵地オリオールズ戦)以来2年ぶり。

守備につくのも、メジャーでは昨年4月11日(同12日)の本拠オリオールズ戦で延長10回に1イニングだけ左翼を守って以来となる。

 この日は第1打席の二ゴロ、第2打席の右直と惜しい当たりが続いたが、6回の2死三塁では左腕シルバーに空振り三振。8回1死二、三塁では代打のブレグマンと交代。そのブレグマンが3ラン本塁打を放った。

 左翼の守備では、3本の打球(安打2、左飛1)を無難に処理した。

 吉田は昨年10月に右肩を手術。その影響で出遅れて、今季は9日(同10日)の本拠地・ロッキーズ戦が初出場だった。同試合でいきなり4打数3安打と存在感を見せると、ここまで6試合の出場で、19打数6安打の打率3割1分6厘、1打点をマークしている。マイナーでは2試合左翼で出場し、一塁の練習をこなしたこともあったが、左翼で守備に復帰することとなった。

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