◆JERAセ・リーグ ヤクルト7X―6広島(21日・神宮)

 広島は、最大5点差をひっくり返されて悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。最下位・ヤクルトに痛恨の同一カード3連敗。

借金は今季ワースト更新の7に膨らみ、新井監督3年目で初のBクラス・5位で前半戦を終えた。

 2点リードで迎えた9回2死一、三塁。最後はハーンが痛恨の3ランを浴びてゲームセット。当初、赤羽の打球はフェンス直撃と判断されてプレーが続行した。一度は同点の2点三塁打となったが、審判団の自主的なリプレー検証の結果、ポール直撃のサヨナラ3ランとなった。

 打線は、ファビアンが32打席無安打を抜け出す初回先制打など2安打2打点。2戦連続でスタメン抜てきの林は、2年ぶり今季1号から2戦連続の2号3ランと結果を残したが、勝利で飾れず。中5日で6回3失点と粘った床田の約1か月ぶり8勝目も消えた。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 最後、一発は避けないといけない状況だった

 「まあね。まあでも、しょうがないよね」

 ―序盤からいい形で得点を重ねていた

 「そうやね。昨日に続いて今日も、若い選手がいいものを見せてくれたと思います。

結果に関しては、これはもう、ああいう形で打たれたというのもしょうがない。これは自分が受け止めるしかない」

 ―ファビアン選手が前半戦最終戦で2安打2打点

 「後半につながる前半戦最終戦だったと思います」

 ―2戦連発の林選手について

 「しっかり結果を出して、いいもの見せてくれたと思います」

 ―床田投手は6回3失点

「まあでもしっかりね。中5日だったけど、よく投げてくれたと思います」

 ―改めて後半戦に向けて

 「まずしっかり休んで、しっかり練習して、後半につなげたいと思います」

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