◆米大リーグ メッツ―エンゼルス(21日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 メッツの千賀滉大投手が21日(日本時間22日)、本拠のエンゼルス戦で後半戦初登板。4安打4失点で今季最短の3回で降板した。

 初回はトラウトから宝刀フォークで空振り三振を奪うなど無失点で立ち上がったが、2回2死からオハピーにソロ弾を被弾。3回は2死一塁からトラウトに四球を与えると、ウォードに左翼線を破られる適時二塁打。一塁走者トラウトにも生還され2点を失うと、続くアデルにも右前に適時打を打たれた。その後モンカダに四球で2死一、二塁としたものの、オハピーを見逃し三振とし、この回3失点とした。

 この回限りで降板。3回KOは今季最短で4安打4失点3四球5奪三振、規定投球回未満の防御率は1・79となった。球数は73球で、うち39球がストライクだった。

 今季は開幕からエース級の働きを見せていた千賀だが、6月12日(同13日)のナショナルズ戦で一塁ベースカバーに入った際に、右太ももを痛めて一時離脱。それでも、今月11日(同12日)の敵地・ロイヤルズ戦でメジャー復帰し、4回4安打無失点だった。

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