◆米大リーグ フィリーズ3×―2レッドソックス=延長10回=(21日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズが延長10回、捕手の打撃妨害でサヨナラ勝ちした。

 2―2の延長10回無死満塁。

レッドソックスのヒックスが投じたカウント1―2からの5球目は大きく外れるボール球。これにハーフスイングしたソーサのバットが、ナルバエス捕手のミットに当たっていた。ソーサが打撃妨害を訴えたため審判が再確認すると、打撃妨害が認められ、押し出し四球でサヨナラとなった。

 MLB公式サイトのS・ラングス氏のXによると、サヨナラ打撃妨害は1969年の地区制導入後で71年8月1日のドジャース―レッズ戦以来54年ぶりの珍決着。当時のレッズ捕手はJ・ベンチだったという。

 レッドソックスの吉田正尚外野手は出場しなかった。

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