◆米大リーグ　ドジャース―ツインズ（２１日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３１）が２１日（日本時間２２日）、本拠地・ツインズ戦に「２番・投手兼ＤＨ」で先発出場。２点リードの６回先頭の第３打席は見逃し三振に倒れた。

　フルカウントからの６球目、フェスタの９４・２マイル（約１５１・６キロ）直球に手が出なかった。４球目には自打球が足に当たって声を出す場面もあった。

　前日２０日（同２１日）の本拠地・ブルワーズ戦では、今季１００試合目で初めて２番で先発起用され、３回に左翼の自軍ブルペンに放り込む２戦連発の３４号２ラン。この日は投手として初回にバクストンに先頭打者本塁打を食らったが、直後の無死一塁の第１打席で３戦連発の３５号逆転２ラン。初回に被弾→逆転２ランという大谷にしかできない離れ業を見せていた。登板日の本塁打は６月２２日（同２３日）のナショナルズ戦以来だった。３回２死の第２打席は空振り三振だった。

　２３年９月の右肘手術などから今年６月に復帰した「投手・大谷」は今季６度目、後半戦は初先発。前回１２日（同１３日）の敵地・ジャイアンツ戦では今季最長の３回、３６球を投げて１安打無失点４奪三振と好投。この日は初回にエンゼルス時代の７月２１日（同２２日）のパイレーツ戦以来４年ぶりに一発を浴びたが、前回に続いて３イニングの予定の中で、３回で今季最多の４６球、４安打１失点３奪三振だった。最速は９９・１マイル（約１５９・５キロ）を計測した。

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