◆第107回全国高校野球選手権静岡大会▽4回戦 聖隷クリストファー8―0市立沼津=7回コールド=(22日、浜松球場)

 今春の静岡県王者・聖隷クリストファーが13安打で8点を奪い、市立沼津を7回コールドで下した。

 5番の谷口理一(りいち)三塁手(3年)が3打数2安打3打点と気を吐いた。

1―0の4回無死三塁で中前へ適時打。2―0の5回2死満塁でも「集中力を研ぎ澄まして、チェンジアップに食らいついた」と二遊間を破った。

 この回は1死二、三塁から3番打者の三ゴロで三走がアウトになっていた。続く4番が死球で満塁になってのチャンス。「あそこでの1本が大きかった。ゲームが決まった」と上村敏正監督も絶賛した。

 24日の準々決勝では、御殿場西と対戦する。今春の県大会準々決勝では5―1で勝っているが、谷口は「油断はしない。やることをやるだけ」と気を引き締めていた。

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