◆JERA セ・リーグ 巨人―阪神(16日・東京ドーム)

 巨人前監督でオーナー付特別顧問の原辰徳氏が16日、長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合として行われた阪神戦(東京ドーム)の試合前追悼セレモニーでセレモニアルピッチに登場した。

 投手を松井秀喜氏が務める中、王貞治氏とともに背番号3のユニホームでサプライズで姿を見せ、王氏が左打席、原氏が右打席に入って打者役を務めた。

 その後、取材に対応し「長嶋茂雄先輩の勇姿、そして追悼というゲームの中で役割を持たせていただいて、打席に立ってできたということはですね、私の中でも大変光栄なことだと思っております」と振り返った。

 背番号3のユニホームについては「少年野球の時には3番をつけたことがあったんですが、常々つけたいなという気持ちは持っておりました。そういう意味では今日着けられて、非常に後で、自分で写真、あるいは画像などを見ながらですね、ちょっと味わいたいなと思います」と話した。

 改めて原氏にとって長嶋さんとは、との質問には「僕の目標の方でもありましたし、と同時に、とにかくプレーが常に全力であったと。常に輝いていたということは、もうこれまでいろんな選手がいらっしゃるし、これからも新しく素晴らしい選手が出てくるでしょうけど、さん然と輝く存在でした」とコメントした。

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