◆JERAセ・リーグ 広島5―3ヤクルト(16日・マツダスタジアム)
広島は、球団7年ぶりとなる助っ人のアベック弾で連敗を止めた。6回1死からモンテロが勝ち越し6号ソロを放ち、2死一塁から代打・ファビアンが13号2ラン。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―チームの勝ちも大きいが森下投手が勝利投手になったことも大きい
「もちろん。2か月ぐらいかな。勝ち星がなくて、本人も苦しかったと思うし、みんな何とか勝ちを、と思っていたと思う。あのホームランが出たとき、ベンチもすごい盛り上がったし、森下のうれしそうな表情が印象的でした」
―立ち上がりは苦しんでいたが、2失点で踏ん張った
「粘りながら投げたと思います。あまり調子は良くなかったと思うけど、よく粘ってゲームをつくったと思います。だから、味方の得点につながったのかなと。彼が粘り強く投げていたんで、それが引き寄せたのかなと」
―6回はモンテロの後、ベンチスタートのファビアンが代打で
「休養を兼ねてというか、あとは森下が投げるということもあって、守備から入りたいというのもあった。で、キク(菊池)とアキ(秋山)のベテランの力を借りました」
―助っ人のアベック弾は7年ぶりだった
「誰以来?」
―エルドレッドとバティスタ
「二人とも、すごくいい場面でいいホームランを打ってくれたと思います」
―ファビアン選手は状態を落としていた時期もあった
「やっぱり日本の夏って初めてだと思うし、広島は暑いから。調子というより、ちょっと疲れが。
―リリーフ陣も粘った
「あそこ(2点差に詰め寄られた7回1死一、三塁で登板した)栗林がよく止めたと思います。今までランナーを背負った場面でいくというのは、あまりなかったと思うけど、あそこで栗林がよく止めてくれたと思います」