◆米大リーグ レッズ5―6ブルワーズ=延長11回=(16日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 今季のメジャー最高勝率を誇り、ナ・リーグ中地区首位を独走するブルワーズが16日(日本時間17日)、敵地・レッズ戦を延長戦の末に制し、1987年の球団記録を38年ぶりに更新する14連勝を達成した。

 1-2で迎えた9回1死一、二塁。

フリリックが併殺コースの二ゴロだったが、遊撃デラクルスが一塁へ悪送球し、二塁走者が生還。土壇場で2-2の同点に追いついた。タイブレークの延長10回に1点ずつ奪い合うと、11回無死一、三塁で代打モナステリオが値千金の3ランを放って勝ち越し。その裏のレッズの反撃を2点でしのぎ、逃げ切った。

 7月にも11連勝していたブ軍は、今月11日(同12日)の本拠地・パイレーツ戦で快勝して10連勝。19年のアストロズ以来、球団では史上初となるシーズン2度目の2ケタ連勝を達成した。その後も連勝を伸ばし、前日15日(同16日)のレッズ戦で連勝は球団タイ記録の「13」となっていた。

編集部おすすめ