◆JERAセ・リーグ 中日4―5DeNA=延長12回=(17日・バンテリンD)

 DeNAの藤浪晋太郎投手(前3Aタコマ)が中日の左9人打線について言及した。

 この日移籍後初登板した藤浪は、中日が先発の松葉を含めてスタメンに1番から9番まで左打者を並べたことについて「勝手に嫌がってくれる分には、好きなだけ嫌がってくださいという感じなので。

特に自分は左が並んだということで球種の使い方が変わるなとは思いましたけどそれくらいです」と語った。

 藤浪は初回から最速156キロの直球を軸に力で押し、スプリット、カットボールなどを織り交ぜた投球で左打者9人が並んだ中日打線に立ち向かった。2回無死一、三塁からは宇佐見の遊ゴロの間に板山の生還を許して移籍後初失点を許したが、失点はこの1点のみ。5回4安打1失点と好投したものの、2番手で登板した中川虎が同点弾を浴び、1059日ぶりの日本での勝利はつかめなかった。

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