◆第107回全国高校野球選手権大会第12日 ▽3回戦 明豊1―3県岐阜商(17日・甲子園)

 県岐阜商(岐阜)が公立校として初めての春夏通算90勝を挙げた。

 初回1死満塁で5番・宮川鉄平外野手(3年)が119キロナックルカーブを右中間に運ぶ2点適時打を放ち先制。

2死二、三塁となってから、生まれつき左手指が欠損している7番・横山温大外野手(3年)が133キロ直球を捉えて右前適時打を放ち、この回一気に3点を奪った。

 藤井潤作監督は「よくやってくれた。本当にうれしい」と選手をたたえた。準々決勝では春の王者・横浜(神奈川)との対戦が決定。「春の王者ですし、来てくれているトレーナーさんが一緒でいろいろと縁を感じる。出し惜しみすることなく、全てにおいてぶつかっていきたい」。

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