◆JERA セ・リーグ 巨人1―3阪神(17日・東京ドーム)

 制後初の危機 巨人は東京Dでの阪神3連戦に○●●。今年このカードは6勝15敗となったが、球場別に甲子園3勝6敗の東京D3勝9敗。

52年のフランチャイズ(本拠地)制後、ホームでの阪神戦に9敗は、過去6度あった8敗を上回る最多敗戦になった。

 村上に完封負けを喫した16日に続き、得点は5回に打った丸のソロによる1点だけ。この一発で才木に対する連続無得点を35イニングで止めたものの、今年は同投手に4戦4敗。昨年からは通算7連敗だ。

 8回から登板した阪神の石井は、4月5日の巨人戦から40試合連続無失点のプロ野球新記録。期間中、巨人は広島と並び最多の9試合、最も多い9イニングを無得点に抑えられている。

 これで阪神から見た巨人戦の防御率は1・98。50年の2リーグ制後、このカードで巨人が1点台に抑えられた年は一度もないだけに、阪神投手陣を攻略したいところだ。(阿部 大和)

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