◆米大リーグ ドジャース―パドレス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が17日(日本時間18日)、本拠地・パドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、4―0の2回1死一塁で迎えた2打席目は高々と打ち上げ、左翼フェンス際まで届く大飛球となったが、最後は左翼ロレアノのグラブに収まり、本塁打を確信したファンは騒然となった。データサイト「Baseball Savant」によると、グリーンモンスターを擁するレッドソックスなど12チームの本拠地であれば柵越えしていた当たりだったという。
この日の先発はダルビッシュ。今季初対戦で、昨季はレギュラーシーズン通算5打数1安打2三振だった。両軍無得点で迎えた初回先頭の1打席目はカウント2―2から低めの95・6マイル(約153・9キロ)直球を捉えて、右前に運んだ。
今季最長13連戦はパドレスとのカードで始まり、前日は同率首位で並んでいたが快勝。地区優勝の行方を左右する首位攻防戦で連勝を飾り、5日ぶりにナ・リーグ単独首位に再浮上していた。大谷は2打数1安打2四球2得点をマークし、チーム123試合目で両リーグ単独トップ独走の117得点を記録した。この日は、4戦ぶりの44号に期待がかかる。