◆米大リーグ ドジャース5―4パドレス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースがパドレスとの接戦を制して、3連勝としてナ・リーグ西地区単独首位を守った。「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平投手(31)は、初回先頭の1打席目にダルビッシュ有投手(39)から右前安打を放って初回の4点の先制につなげた。
初回に4点を先制したドジャースだったが、2回以降は打線が沈黙。追加点を奪えずにいると、8回に追いつかれて試合を振り出しに戻した。直後の8回裏にパドレスは守護神のスアレスを投入したが、先頭のベッツが値千金の決勝ソロを放って試合を決めた。ベッツは現地放送のインタビューで笑顔を見せながら、「チームの勝利に貢献することが出来てよかった」とうなずいた。
8回途中から6番手で登板し、1回3分の2を投げて無失点で試合を締めくくったベシアは、NHKのインタビューに応じて「チーム全体で一丸となった勝利。先発のグラスノー、リリーフ陣、ベッツのホームランと、本当にチームで一丸となった。1人1人、相手打者を攻める気持ちで投げた」と充実の表情で振り返った。