◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が18日(日本時間19日)、「1番・DH」でスタメンに名を連ねた敵地・ロッキーズ戦の前に、今季10度目の登板となる20日(同21日)に向け、ブルペン入りし、投球練習を行った。これまでは登板翌日が休養日にあたっていたが、今週は登板翌日に当たる21日(同22日)が敵地ロッキーズ4戦目にあたる。

ロバーツ監督が試合前に取材に応じ、起用法について「まだ決めていないが、どう判断するかを考えている」と熟考の姿勢を示した。

 この日からロッキーズとの3連戦の舞台となる敵地のクアーズ・フィールドは、標高約1600メートルに位置。高地で気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて約10%、打球の飛距離が伸びるとされ“打者天国”とも呼ばれており、大谷は同球場では初登板となる。

 前回13日(同14日)の敵地・エンゼルス戦では古巣相手に初登板。エンゼルス時代の23年8月9日(日本時間10日)以来735日ぶりの勝利はならなかったが、今季最長4回1/3を5安打4失点。23年WBC決勝以来となるトラウトとの勝負は2打席連続三振に封じた。

 チームは15日(同16日)に5日ぶりにナ・リーグ単独首位に再浮上。4連敗で今季最長13連戦に突入したが、3連勝と絶好のスタートを切った。

編集部おすすめ