◆JERA セ・リーグ ヤクルト―巨人(19日・神宮)

 先発したヤクルトのピーター・ランバート投手(28)が、5回途中で79球を投げ、来日18試合目の登板で自己ワーストとなる被安打13、8失点の大乱調でKOとなった。

 150キロ以上の力強いボールを投げ込んでいた右腕だったが、初回に丸に5号2ランを浴びると、2回にも先頭の中山に4号ソロを被弾。

3回にも中山に5号2ランを浴びると、4回こそ3者凡退で抑えたが、5回に1死二塁から岸田、中山、リチャードと3連打を浴びて降板となった。

 5日の巨人戦(東京ドーム)、12日のDeNA戦(神宮)では2登板連続2ケタ奪三振をマークするなど、調子を上げていたが、上位打線を組み替えて1番から泉口、キャベッジ、丸と並べ、4番に岡本も復帰した巨人打線に苦しめられた。

 昨季はロッキーズで28試合にも登板するなど、メジャー通算74試合登板の実績がある右腕。ヤクルトに加入した今季は試合前の時点で17登板、3勝7敗、防御率3・21だったが、大乱調で4勝目を逃して防御率は3・78となった。

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