◆卓球 ◇欧州スマッシュ 第7日(23日、スウェーデン・マルメ)
女子ダブルス決勝が行われ、出場4大会連続優勝中の張本美和(木下グループ)、大藤沙月(ミキハウス)組が、シングルスの世界ランク1位・孫穎莎と同2位・王曼昱で組む中国のペアに2―3のフルゲームで敗れた。17歳の張本、21歳の大藤組は5月の世界卓球個人戦後に組むようになり、6月のスターコンテンダー・リュブリャナから4大会連続の頂点、不戦勝を含めて20試合連続で勝ってきたが、強国・中国の壁に勢いを阻まれる形となった。
22日の準決勝で長崎美柚(木下アビエル神奈川)、韓国エースの申裕斌の国際ペアに3―0で勝って決勝に進んでいた張本、大藤ペア。第1ゲーム(G)を11―9で取ったが、接戦の第2G、第3Gを相手に連取された。それでもダブルスの世界ランク3位の中国ペアに食らいついて、1―2の第5Gを13―11で取り切った。しかし最後は2―11で力尽き、5大会連続の頂には一歩届かなかった。