札幌11R・キーンランドカップ・G3・馬トク激走馬=レイピア

 全国区になったのは1勝クラスを勝って挑んだG3・葵ステークス。ゲートを出て挟まれて、リズムを崩しながらも徐々に進出。

直線は目の覚める脚で3着に追い上げ、能力の高さを示した。その後、2、3勝クラスを連勝でオープン入り。いよいよ競走馬として充実期に入った感がある。

 ブラックホーク産駒の祖母クーヴェルチュールは、2007年の勝ち馬。本馬も小倉、福島で小回り向きの機動力を見せており、初の北海道の洋芝も、父タワーオブロンドン譲りのパワーあふれる走法で、こなしてくれそう。

 1週前には栗東坂路で51秒5。直前も札幌の芝コースで伸び伸びと駆けており、気配は申し分ない。ここを勝って上級スプリンターに育って不思議ない好素材。走りが大きいタイプだけに内枠をうまくこなせば好戦必至。

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