8月24日の中京5R・2歳新馬(芝2000メートル=5頭立て)はソラーロ(牡2歳、栗東・加藤公太厩舎、父モーリス)が逃げ切り、デビュー勝ちを飾った。勝ち時計は2分5秒9(良)。
スタートを決めスムーズにハナに立ち、前半1000メートル通過は1分7秒2の超スローペース。1度は後続に並びかけられたが、ムチが入ると再び突き放し、力強く先頭でゴールを駆け抜けた。
「追い切りでは切れる感じがなく、もう少しかかるかなと思いましたが、ゲートセンスも良く、追い出してからの反応も思った以上に良かった。まだ良くなりそう」と亀田温心騎手。「実戦タイプですね。心臓が強いのでこれくらいの距離がいいですね」と加藤公調教師。近親に皐月賞、有馬記念などを制したヴィクトワールピサがおり、中長距離路線での活躍が見込めそうだ。