8月24日の新潟10R・朱鷺S(芝1400メートル=13頭立て)は、5番人気のグレイイングリーン(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)が、最後の直線で抜け出してオープン初勝利を決めた。勝ちタイムは1分20秒5(良)。

 道中は中団に構え、最後の直線では外から鋭く抜け出し、3/4馬身差をつけた。荻野極騎手は「良馬場で迎えられてこの馬のいい条件でした。多少レースが流れてぴったりと折り合ったし反応も良かった。充実してきていると思います」と今後に期待。これまで同馬は22年4着、23年12着、24年4着とこのレースに参戦しており、4年連続での参戦でついに勝利を飾った。池江調教師は「良馬場が良かった。暑さには強いし、毎年狙っているレース。4度目の正直ですね」と喜んだ。今後はマイルも視野に入れていく予定。

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