【新潟記念・ヤマタケの特注馬】前走が不完全燃焼のシランケド　得意舞台に漂う勝負気配で強敵たちを打ち崩す
シランケド 画像（1枚）

◆第６１回新潟記念・Ｇ３（８月３１日、新潟競馬場・芝２０００メートル）

　ハンデ戦から別定戦になり、これほど実力馬がそろうのか、と驚いている。このメンバーならシランケド（牝５歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父デクラレーションオブウォー）でも妙味はあるだろう。

　前走のヴィクトリアＭは、ただでさえ初のマイル戦だったというのに、直線で何度か進路を切り替える場面。脚を余しながらの３着で、地力の高さが伝わった。

　今回の新潟・芝２０００メートルは昨秋の魚沼Ｓで展開不向きの中、非常に強い勝ちっぷりを見せた舞台。それに加え、中間は栗東・ＣＷコースで２度、長めの７ハロン追いを行い、攻め馬も強化している。最後の直線でしっかりと伸びてくる。（山本　武志）

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