◆米大リーグ ドジャース―レッズ(25日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が25日(日本時間26日)、本拠地・レッズ戦に「1番・DH」で先発出場し、4打席目は3番手左腕モルの前に二ゴロに倒れた。
試合前には、始球式を務めた世界的人気を誇る韓国のアイドルグループ「BTS」メンバーのVの前にサプライズ登場し、笑顔でハグして談笑。
チームは同率首位に返り咲き、地区優勝マジック「31」が点灯。13連戦最終カードとなるレッズ3連戦がスタートした。初回先頭の1打席目は、剛腕グリーンの前に三飛に倒れていた。2打席目は、1―0の3回二塁から四球を選び、チャンスメイクしたが後続が倒れて無得点。3―0の5回1死で迎えた3打席目は一ゴロに倒れた。
前日24日(同25日)、宿敵との今季最終戦となる敵地・パドレス戦では、9回に松井裕樹からリーグトップタイとなる4戦ぶりの45号。試合中にヤジを飛ばし続けたパ軍ファンがベンチ横にいたといい、ロバーツ監督は「非常に迷惑だった。私の右耳の横で一日中叫んでいた。ショウヘイがこのシリーズでどれほどダメかを言い続けたんだよ」と証言。大谷はダイヤモンドを一周すると、このファンの元へ向かってハイタッチを交わし、満面の笑みを浮かべ、“アンチ”の心も奪った会心の一撃となった。