◆第61回新潟記念・G3(8月31日、新潟競馬場・芝2000メートル)=26日、栗東トレセン

 小倉記念2着のシェイクユアハート(牡5歳、栗東・宮徹厩舎、父ハーツクライ)が、逆転でサマー2000シリーズの王者を狙う。現在5ポイントで7位タイ。

最終戦の今回で勝てば、1位のヴェローチェエラと3位のコスモフリーゲンの結果次第ではあるが、チャンピオンの可能性は残されている。

 3勝クラスで2着7回、3着4回と惜敗が続き、卒業までに15戦を要した。しかし昇級初戦の前走で2着と健闘。重賞でも実力を示した。先週は栗東・坂路で53秒1―12秒5。宮調教師は「体調は同じぐらい。輸送で馬体が減ることはあるけど、すぐ戻る」と順調ぶりを口にする。

 今回はG1馬やG1でも好走歴のある相手がそろう。それでも指揮官は、「メンバーは強いけど、食い込んでくれると思っている」と力強く意気込んだ。

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