川崎競馬4日目の26日、川崎競馬9Rで佐々木仁調教師(61)が管理するナチュラルターンが1着。2000年6月9日の初出走以来、8831戦目で、地方競馬通算1000勝を達成した。

地方重賞は2003年ローレル賞、ロジータ記念を制したマルダイメグなど12勝。メモリアルのVを飾った佐々木調教師は口取りでナチュラルターンにまたがり記念撮影。所属の増田充宏騎手、鞍上を務めた吉原寛人騎手、山崎誠士騎手らに祝福された。トレーナーは節目の勝利に「やっときたかなという思いです。目の前の1勝を目指して、その積み重ねで、また区切りの勝利ができたら。重賞を勝てるような馬も育てたい」と喜びと抱負を語っていた。

 また、同日の8Rでは岩本洋調教師(81)が、ゴールデンカガヤで1着。1980年6月17日の初出走以来9304戦目での地方競馬通算700勝に、19年東京ダービー(ヒカリオーソ)、20年羽田盃(ゴールドホイヤー)など地方重賞12勝の名伯楽は、「時間はかかったが、日々の積み重ねでここまできた。来年3月の定年まで、しっかりやり遂げたい」と決意を新たにしていた。

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