◆JERAセ・リーグ 中日0―2ヤクルト(26日・バンテリンD)

 ヤクルトが対中日戦の連勝を5に伸ばした。先発の小川泰弘投手が8回5安打無失点の力投で4勝目を挙げた。

打線は北村恵吾内野手が先制犠飛を含む全2打点をマークし、スタメン起用に応えた。負ければ自力CS進出の可能性が消滅する可能性があったが、両ヒーローが危機を救った。

 高津臣吾監督はベテランの投球で「火曜日で、先週先発がモタモタして、リリーフに負担がかかっていた。今日の火曜日から先発に『頑張れ』ってミーティングでは言ったんだけどね。よくあそこまで投げたと思います。ストライク先行で無駄な四球を出さなかったし、彼らしい投球だったのかなと思いますね」と賛辞を贈った。

 山田が下半身のコンディション不良のため25日に出場選手登録を抹消。代役として二塁に入った北村恵が2打点でけん引した。指揮官は「いいところで回ってくるんだね。そういうあれを持ってるのかな」とニヤリ。「恵吾の2打点目は非常に大きかったですけど、よくたまったランナーを返してくれたと思いますね」と振り返った。

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