10勝目を挙げた山崎の投球は攻める姿勢を感じた。阪神戦は5試合に投げて2勝0敗。
野球は四球が絡むと得点に結びつきやすいが、阪神打線は特にそうだ。相手バッテリーが警戒しすぎてカウントを悪くして、痛打を浴びるケースも多い。今シーズンのセ・リーグの四球数の上位5人は、大山、近本、佐藤輝、森下、坂本と阪神勢が独占している。山崎はその5人に対して四球を出さず、ストライクゾーンで勝負できていた。
7回先頭で代打を送られての交代となったが、6回1失点で球数はまだ93球だった。チームの大黒柱として、アクシデントでなければ最低でも7回は投げきってほしかった。
長い間、野球を見てきたが、2位チームが勝率5割を切った記憶がない。CSに胸を張って出るためにも、巨人は1日でも阪神の優勝を遅らせ、意地でも借金を返済しないといけない。(スポーツ報知評論家・安藤 統男)