◆第79回セントライト記念・G2(9月15日、中山競馬場・芝2200メートル、3着まで菊花賞への優先出走権)1週前追い切り=9月4日、美浦トレセン

 前走の1勝クラスで5馬身差の圧勝を果たしたレッドバンデ(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎、父キズナ)は、Wコースで3頭あわせを実施。レイククレセント(4歳1勝クラス)、ピースワンデュック(4歳3勝クラス)を追走すると、直線では最内に進路を取り一杯に追われてレイククレセントに併入、ピースワンデュックに3馬身先着を果たした。

タイムはこの日の一番時計となる7ハロン77秒6(ラスト11秒4)をマーク。かなり内を回ったとはいえ雨上がりの馬場コンディションを思えばかなりの速さで、状態の良さをうかがわせる。

 手綱を執った嶋田純次騎手(レースは佐々木大輔騎手)は「予定より速くなりましたが、しまいまで走れているし、しっかりしていると思います。新馬の前の時にも乗らせてもらいましたが、そのときより良くなっていますね。少し気が入ってきているので、その辺りがどうでるかですね」と評価した。4着だった青葉賞では首差の3着だったゲルチュタールは先週の3勝クラスを勝ち、1着だったエネルジコは重賞の新潟記念2着と好走。能力の高さは証明済みで、重賞初制覇に期待がかかる。

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