札幌2歳S・G3(6日、札幌競馬場・芝1800メートル、良)で強い勝ちっぷりを見せた2歳馬にSNSではクラシックを期待する反応が寄せられている。勝ったのは1番人気(単勝3・4倍)のショウナンガルフ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)。
12頭立ての4番枠から出走した同馬はスタートがひと息で後方からの追走となった。逃げたジーネキングが演出したペースは1000メートル通過が1分2秒6のスローペースだったが、11番手だった3角過ぎからロングスパート。大外をまくって最後の直線を迎えるとゴール板ギリギリでジーネキングを差しきった。
現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げた元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)がレース直後に自身のX)更新。勝ったショウナンガルフについて「ジーネキングが残る先行馬ペースを動きたい馬を行かせてから大外回ってねじ伏せた。長くいい脚を使っとるし、まだ馬体面も成長していきそう。クラシック候補やね」と指摘している。
ショウナンガルフのレースぶりにSNSでは「本物っぽいなあ」「大外回してよう届いたな」「今回も正直スタートでは厳しいと思っちゃったよ」「強すぎる勝ち方やった」「こりゃクラシックの台風の目になるぞ」「朝日杯でもホープフルでもどちらでも通用する走りだった」「あの展開で差し切るのは相当強いな」「めっちゃ強い勝ち方やんけ!」「あんなに大外ブン回して勝つか」「これからのクラシックに期待大ですね」などのコメントが寄せられている。