第102回箱根駅伝予選会(10月18日、東京・立川市)の試走会が6日、東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地と国営昭和記念公園で行われ、前回の本戦15位で4年ぶりにシード権を逃した法大などがコースをチェックした。予選会はハーフマラソン(21・0975キロ)を全選手が一斉スタートし、上位10人の合計タイムで争う。
法大は22年の第98回箱根駅伝で10位になってから、7位、6位と順調に順位を上げ、今年はさらなる飛躍が期待されたが、まさかの15位に終わった。
現ランナーで予選会を知る選手はいないからこそ、試走会でのコース確認は重要だ。坪田智夫監督が「ポイントを一つ一つチェックして欲しい」とコースの注意点を細かく指示してからジョグがスタート。選手らは熱心にロードを確かめながら走り進めた。
昨年、5000メートルと1万メートルで法大記録を打ち立て、箱根駅伝でも主要区間の出走が期待された大島史也(4年)は直前の体調不良で出走がかなわなかった。ただ、その後は着実に練習を重ね、坪田監督も「6、7月に地力を固めた。もう一度やり直したので、今のところは順調にきています」とこの日も試走して状態を確かめた。
“オレンジエクスプレス”はチーム一丸となって、10月18日の予選会へ向かう。