◆第70回京成杯オータムハンデ・G3(9月6日、中山競馬場・芝1600メートル、良)

 サマーマイルシリーズ最終戦のハンデ重賞は16頭立てで行われ、木幡巧也騎手が騎乗した13番人気でハンデ52キロのホウオウラスカーズ(牝7歳、美浦・高木登厩舎、父ディープインパクト)が直線で内から鋭く突き抜けて重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分31秒3。

 2着に11番人気のドロップオブライト(松若風馬騎手)、3着に2番人気のコントラポスト(丸山元気騎手)が続き、3連単93万4100円の大波乱となった。

 木幡巧也騎手(ホウオウラスカーズ=1着)「行くところがなかったのもあるけど、うまくさばけて良かった。最近はこの子自身、脚を使う競馬をしていたので、崩さずに行きたかったですけど開幕週なので、もう少し位置はほしいと思って、そこだけ気をつけました。手応えは良かったですね。脚を使うとは聞いていたので、それを信じて。勝負どころでハミを取ってくれたので、乗っていてすごく楽でした。自分の武器、脚を使えるっていうのがある馬。年齢的に上積みがあるわけではないかもしれないけど、状態を維持していけば、また拾えるレースがあると思う」

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