◆米大リーグ エンゼルス―アスレチックス(6日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスの菊池雄星投手が6日(日本時間7日)、本拠のアスレチックス戦で7勝目を目指して先発したが、今季最短タイの2回で最多7失点を喫して降板した。

 初回の立ち上がり、三振と右直で簡単に2アウトを奪ったが、ここから2者連続四球と左前打で満塁とした。

続くソダーストロムには左翼奥へ打ち返されたが、左翼ウォードが捕球体勢に入ったものの目測を誤って捕れず、走者一掃の二塁打で、初回3失点の立ち上がりとなった。

 2回も2死からランゲリアーズに二塁打を打たれ、続くロッカーにも適時二塁打。打ち取った打球が逆方向の右翼線に落ちる不運な当たりだった。続くカーツに四球を与え、4番トーマスに3ランを被弾し、7失点となった。その後も安打と死球で走者を出し、2回を終了。3回に2番手シルセスをマウンドに送られ、菊池は降板となった。

 2回KOは今季ワーストタイ。7失点は8月26日のレンジャーズ戦での6失点を上回り、今季ワーストとなった。

 1日の前回登板は、古巣のアストロズに8安打を浴びて5失点し、10敗目を喫した。ボールそのものには手応えを感じていたそうだが、無念のマウンドとなった。

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