◆米大リーグ オリオールズ4x―3ドジャース(6日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)
ドジャースが悪夢の2戦連続サヨナラ負けを喫して、5連敗となった。
敵地ながら、球場全体が大記録への期待感が包まれた中で、一気に流れが変わった。
ドジャースは3―1とリードをしてあと1アウトだったが、2番手のトライネンが二塁打と2四死球で満塁のピンチを迎えると、カウザーに四球を与えて押し出しで1点差。なおも2死満塁でマウンドにはスコットが上がったが、リベラに2点適時打を浴びてサヨナラ負けとなった。
MLB公式のサラ・ラングス記者の「X」(旧ツイッター)の投稿によると、1961年以降で、9回2死まで無安打に抑えられながら勝利したチームは、この日のオリオールズが、23年9月10日のヤンキース(ブルワーズ戦)以来9度目だという。
だが、これまでの8例は、いずれも9回2死までは0―0の同点だったため、ドジャースは9回2死まで無安打無失点投球をしてリードしながら、9回で逆転負けを喫した初のチームとなった。
山本は「試合に勝ちきれなかったのはすごく悔しいですし、チームもすごく苦しい状況ではありますけど、何とか全員で戦っていって、残りの試合を1つでも多く勝っていけたらなと思います」と振り返っていた。