右肩痛からの復活を目指す巨人・近藤大亮投手(34)が6日、約6か月ぶりに対打者への投球を再開した。G球場での3軍練習で打撃投手を務め、打者2人に直球とパームの2球種で計20球。

「めっちゃ緊張しました。ユニホームを着るのもまだ緊張するんですけど」と振り返り「結構、強めに投げました。毎日(痛みの)ギリギリを攻めて強く投げて、半年かけて強度が上がってきている。皆さんに支えられて無事、投げ終えられた」と久々のユニホーム姿で汗を拭った。

 オリックスから移籍2年目の今季、オープン戦中の3月13日・ソフトバンク戦で患部に激痛が走り、1球で緊急降板した。そこから懸命なリハビリを続け、8月21日に負傷後初めて捕手を座らせて投球練習を実施。トレーナー陣からもGOが出てこの日の打撃投手が実現した。「結果も残していないのに皆が応援をしてくださって…。感謝をしながら投げました。高ぶるものがありました」と口にし「次はライブBP(実戦形式の打撃練習)に向けてまた調整していきたいです」と前を向いた。

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