◆JERA セ・リーグ 阪神―広島(7日・甲子園

 勝てば優勝が決まる阪神は、緊急登板した湯浅京己投手が好投した。

 先発の才木浩人投手が5回、広島の先頭・石原貴規捕手の頭部にボールを当てて危険球で退場。

4回まで3安打無失点と好投していた右腕が、69球で降板した。無死一塁でマウンドを託された湯浅は、代打・矢野の犠打で1死二塁に。得点圏に走者を進めたが、1番・中村奨を一邪飛、2番・ファビアンを捕邪飛に仕留める熱投で、ピンチを切り抜けた。

 セ・リーグ首位で優勝マジック1の阪神は、広島に勝てば2リーグ制後の史上最速優勝(パ・リーグの前後期制を除く)が決まる。2位の巨人がデーゲームで中日に勝利。そのため、3位DeNA―ヤクルト(横浜)の結果に関わらず、勝てば優勝が決まる。引き分け、負けの場合は9日のDeNA戦(甲子園)以降に持ち越しとなる。

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