広島は4連敗で今季ワーストの借金12に沈んだ。昨年も巨人に目の前で優勝を決められ、新井監督は「2年連続はね(阻止したい)」と語っていたが、今季も阪神の胴上げを見せられた。
先発のアドゥワが毎回のようにピンチを招きながら、4回まで1失点。試合をつくったものの、打線が阪神の投手陣に苦戦した。5回先頭の石原が頭部への死球。才木が危険球退場でマウンドを降りたが、緊急登板の湯浅を攻めれず、その後も強力なリリーフ陣に封じられた。自軍も5回から早めの継投に入ったが、6回に栗林が2点目を奪われ、苦しい展開になった。
リーグ優勝を決めた阪神には今季6勝17敗。甲子園でも4勝8敗と苦しめられ、敵地で最後の3連戦も意地を見せることはできず、3連敗で終わった。