◆米大リーグ オリオールズ―ドジャース(7日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が7日(日本時間8日)、敵地・オリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に5試合ぶりの47号先制ソロを放った。

今季12本目の先頭打者弾となり、23年にM・ベッツがマークした球団記録に並んだ。メジャー歴代3位にも浮上し、昨季のシュワバー(フィリーズ)が記録した最多の15本まで残り3本となった。

 オリオールズ・菅野智之投手(35)とは15年の交流戦以来の10年ぶりの対決だった。1ボールからの2球目、94・4マイル(約151・9キロ)シンカーを強振。打球速度109・8マイル(約176・7キロ)、打球角度23度、飛距離411フィート(約125・3メートル)でセンター右のスタンドに飛び込んだ。2打数2安打1四球と打ち込んだ10年前に続き、メジャー初対戦では豪快な一発を放った。3年連続の本塁打王に向けてはリーグトップのシュワバーに2本差。元祖二刀流のベーブ・ルース生誕の地、ボルティモアでは通算5本目のアーチとなった。

 前日6日(同7日)の試合は山本由伸投手(27)が9回2死まで無安打無失点と快投したが、快挙まであと1人から被弾。ここで交代となり、その救援陣が3失点して悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。それから半日後のデーゲームで大谷が重たい雰囲気をひと振りで切り裂いた。

 ◇大谷の年度別本塁打数(★は本塁打王)

 ▽18年 22本

 ▽19年 18本

 ▽20年 7本

 ▽21年 46本

 ▽22年 34本

 ▽23年 44本★

 ▽24年 54本★

 ▽25年 47本

 ◇大谷の年度別先頭打者アーチ

 ▽18年 0本

 ▽19年 0本

 ▽20年 0本

 ▽21年 4本

 ▽22年 2本

 ▽23年 0本

 ▽24年 6本

 ▽25年 12本

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