プロレスリング・ノアは11日までに元GHCヘビー級王者・OZAWAがリスフラン靭帯(じんたい)損傷と診断されたため、しばらくの間欠場することを発表した。
OZAWAは秋の最強決定戦「N―1 VICTORY 2025」Bブロックに出場していたが8日の後楽園ホール大会で丸藤正道との開幕戦で左足を負傷。
ノアは「これによりまして、OZAWA選手の残りの公式戦はすべて不戦敗となります」と9・23後楽園ホール大会で優勝戦が行われる「N―1」公式戦をすべて欠場することを発表し「OZAWA選手の試合を楽しみにされていたファンの皆様、関係各位の皆様には大変ご迷惑ご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします」と告知した。
今年元日の日本武道館で清宮海斗を破りGHCヘビー級王座を奪取する「OZAWAショック」で今年のプロレス界の主役に駆け上がったOZAWAだが、最強戦士を決めるリーグ戦での欠場で急ブレーキ。一日も早い復帰を祈るしかないが、ケガが深刻ならば年間最大のビッグマッチとなる10・11両国国技館大会への影響が心配される。
(福留 崇広)