◆米大リーグ ヤンキース1―11タイガース(10日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が10日(日本時間11日)、本拠地・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場し3打数無安打で打率が3割1分8厘9毛になった。この日4打数1安打で打率3割1分8厘8毛のアスレチックスのウィルソン内野手との差は一気に1毛差に縮まった。

 開幕直後から打率首位の座を守っていたジャッジ。前夜7試合ぶりの44号本塁打を放ったが、この日はさっぱり。右腕フラーティに第1打席はフルカウントからの外角低めの直球を見送り三振。3回1死一、二塁でカウント3―1のバッティングカウントだったが外角のスライダーを引っかけて遊ゴロ併殺打。2点のビハインドだった6回1死一塁では2番手左腕ホルトンの外角低めのカットボールに再び遊ゴロ併殺打に仕留められた。

 9回はワンサイドとなって外野のスレイターがマウンドに上がりDHが解除となったことで、ジャッジには打席が回らずに試合は終わった。

 ジャッジは5月21日まで打率4割をキープするなど打撃3部門でトップを走っていたが、その後徐々に成績を下げ、本塁打、打点でローリー(マリナーズ)に抜かれ、7月に右肘を痛めて負傷者リスト入り。復帰後の打率は2割4分1厘と低迷している。

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