◆米大リーグ マリナーズ4×―2カージナルス=延長13回=(10日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が10日(日本時間11日)、本拠地・カージナルス戦に「2番・捕手」でスタメン出場し、3打数1安打、3四球(うち2敬遠)で3試合連続本塁打なしとなり、54号は出なかった。マリナーズは延長13回にサヨナラ勝ちして5連勝とした。

 1点を追う初回1死走者なしの1打席目は、先発右腕・マグリビと対戦し、1ボールから2球目のチェンジアップに反応するも中飛に倒れたローリー。同点の3回2死走者なしの2打席目は右前安打で出塁した。5回2死一塁の3打席目は空振り三振。8回2死走者なしの4打席目は右腕のスバンソンと対戦し、フルカウントから四球を選んで出塁した。

 1―1の同点で迎えた延長10回1死満塁の5打席目は、右腕のオブライエンと対戦。サヨナラ打の期待もかかったが、申告敬遠で勝負を避けられて、場内は大ブーイングに包まれた。1死満塁となったが、ロドリゲス、ネーラーが2者連続三振に倒れてサヨナラにはつながらなかった。

 延長11回には1死三塁でカージナルスのサジェシが勝ち越し適時打。それでもマリナーズは11回裏にポランコの適時二塁打で追いついた。12回表は無失点でしのぐと、12回裏には、1死二塁でローリーの6打席目だったが、再び申告敬遠。1死一、二塁となったが再びロドリゲスとネーラーが倒れてサヨナラとはならなかった。それでもマリナーズは、延長13回にリバスが2号サヨナラ2ランを放って死闘を制した。

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