カーリング 日本代表決定戦 第1日(11日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)

 26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦が開幕。女子の予選リーグが行われ、五輪3大会連続出場を目指すロコ・ソラーレは、SC軽井沢クラブに13―4で勝利。

午前のフォルティウス戦(9〇7)に続き2連勝で、上位2チームによる決定戦進出に王手をかけた。

 第1エンド(E)は後攻のSC軽井沢クがブランクエンドで0―0。第2Eは、SC軽井沢クのスキップ・上野美優のショットで1点を加えた。第3E、ロコ・ソラーレは優位にエンドを進めて2点を取って2―1。第4Eは、先攻のロコ・ソラーレのスキップ・藤沢五月が最終ショットで相手の石を弾いてプレッシャー。上野のショットが決まらず、3点のスチールに成功して5―1とリードを広げた。続く第5Eもロコ・ソラーレの1点スチールで6―1。前半を折り返した。

 第6E、SC軽井沢クは最終ショットが決まらず、ロコ・ソラーレの3連続スチールで9―1と大量リード。続く第7Eも、ブランクエンドを狙った上野のショットが決まらずロコ・ソラーレに1点。1―10とされたSC軽井沢クは第8E、意地の3点で4―10とした。第9E、後攻のロコ・ソラーレは藤沢が最終投でテイクアウトを決め、3点を加えて13―4。

ここでSC軽井沢クが負けを認めるコンシードで、ロコ・ソラーレが勝った。

 ロコ・ソラーレはこの日の第1戦、フォルティウス戦(9〇7)に続く勝利。3チームによる総当たりで2連勝とし、上位2チームによる決定戦に王手をかけた。12日には、午前8時からSC軽井沢クと2試合目を行う。

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