◇カーリング 日本代表決定戦 第1日(11日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)
26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦が開幕。女子は3チームによる三つ巴の予選リーグが行われ、一昨季全日本優勝のSC軽井沢クラブは、ロコ・ソラーレに4―13で黒星。
第2Eで1点を先取したSC軽井沢クだが1―2の第4E、相手のスキップ・藤沢五月のショットにプレッシャーを受け3点のスチールを許した。同Eから4連続スチールを許し、第8Eこそ意地の3点を加えたが、第9Eで3失点してコンシード。苦しい展開にも、終始笑顔を絶やさなかった上野。出場への喜びを口にし「幸せな舞台を不安な気持ちでかき消すよりは、感情は大きくゆらがず集中する気持ちを持っている」と明かした。
チームとして初戦は落としたが、この日午後6時からフォルティウス戦、12日午前8時からはロコ・ソラーレとの第2戦が待つ。上野は「一投一投決めるために何をすべきかを試合までに確認して、試合中も確認していいものにしていきたい」と気持ちを切り替えた。