小林鷹之元経済安全保障担当相は11日、来月4日投開票の自民党総裁選への出馬を表明した。総裁選の出馬を表明したのは、10日に会見を開いた茂木敏充前幹事長に続いて2人目となる。

 小林氏は国会内で報道陣の取材に応じ「自民党総裁選に臨む覚悟を固めた」と明言した。20人の推薦人については「さまざまな活動のなかで、20人のハードルは超えられるという実感を持っている」と自信。「これからの日本を担っていく若い世代、現役世代の私たちと同じ思いを味わわせることはできないと、仲間と共有した」と述べ、自民への支持が弱いとされる若者層にアピールした。

 愛称は「コバホーク」。初出馬だった昨年9月の総裁選は5位だった。当時は、議員票は石破茂首相の46票に迫る41票を獲得。だが、党員票が19票しか集まらなかった(石破氏は108票)。今回が2回目の挑戦。来週初めにも正式な記者会見を開く予定だ。

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