◇カーリング 日本代表決定戦 第1日(11日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)
26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦が開幕。3チームによる三つ巴の予選リーグで、SC軽井沢クラブがフォルティウスに8―6で勝利した。
互いに1点ずつ取って迎えた第3エンド(E)、SC軽井沢クのスキップ・上野美優の難易度の高いショットが決まらず、フォルティウスが1点スチール。ただ第4EではNO1、NO2の石を取って2点を加えて3―2とした。第5E、SC軽井沢クは相手のビッグエンドの危機を上野の好ショットで防ぎ、フォルティウスの1点に抑えて3―3で折り返した。
第6エンドは、SC軽井沢クが2点を加えて5―3のリード。第7Eは相手のNO1を狙ったフォルティウスのスキップ・吉村紗也香のショットがテークアウトならず、SC軽井沢クがスチールに成功。6―3とする。フォルティウスが2点を加えて迎えた第9E、テークアウトを狙った上野のショットが外れてフォルティウスが1点をスチール。6―6の同点で最終Eへ。
後攻で最終Eを迎えたSC軽井沢クは中盤、ハウス内にNO1、NO2をおいて展開。フォルティウスは吉村が最終ショットでNO1を作るが、SC軽井沢クの上野がその石を弾き出し、SC軽井沢クが勝利した。
SC軽井沢クは初戦でロコ・ソラーレに敗れ、これで1勝1敗。フォルティウスは、ロコ・ソラーレ戦に続く2連敗を喫した。