「父親に勝つための挑戦の一つの決着」
東京六大学野球連盟は11日、都内で記者団懇親会を行った。13日の開幕を前に、6校の監督、主将、注目選手が出席。
「単純にプロでプレーしたいという思いだけでなくけじめ。父親に勝とうとして野球や勉強に挑戦してきたなかでの、一つの決着だと考えています」。
支配下での指名がなければ、野球をやめて一般企業に就職するという。「大学まで勉強も積み上げているので、そこをてんびんにかけた時に、会社で働くのも自分のなかでは興味があります」と語った。
大学ラストシーズンの開幕の相手は、4連覇を目指す王者・早大だ。「まず四球を出さないこと。どのようなシチュエーションで投げたとしても、ストライク先行でいけるところを(プロに)アピールしたい」と渡辺。丁寧に打たせて取る持ち味を発揮して、プロへの道を切り開く。