パ・リーグ ロッテ9―1ソフトバンク(11日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクは3連敗を喫し、日本ハムに2ゲーム差に迫られた。ミスも目立ち、思わぬ大敗となったが、試合後の小久保裕紀監督は「ワンサイドでしたね」と笑い、すでに気持ちを切り替えていた。

 先発の大関は2回5安打4失点(自責2)で今季最短KO。初回に西川の先制ソロの後、さらに連打で一、二塁。佐藤の二ゴロが併殺コースだったが、野村の一塁送球がそれ、ピンチが続いた。2回も先頭の茶谷の遊ゴロを野村が悪送球。そこから3点を失い、守備にも足を引っ張られた。

 以下は試合後の小久保監督の主な一問一答

―ワンサイドゲームに

「ワンサイドでしたね」

―大関は2回で交代

「ちょっと守備のミスもあったから。初回は連打を浴びてゲッツーと思ったら、残って。2回も最初があれではね。もちろんそれでも抑えないといけないけど、なかなか難しい。残り試合を考えて、あの展開でズルズル投げさせるよりも、スパッと切って、残りに向けて調整させた方がいい」

―このカードは1試合

「うん。コーチ陣とも話したけど、あしたも試合があったらズルズルいきそうだけど、試合がないのをプラスに捉えて。(野村)勇も今年はこういう(レギュラー級の)出方してきて。

雨が降って、ボールが滑るのは誰でも分かること。その中で、どうアウトにするか。滑りました、では終わらせられないですよね。いい経験にして、生かしてほしい」

―牧原が自打球

「膝に当たっていた。痛みには強いので明日ないのをプラスに捉えて、あさって頭からいけるように治療をしてもらいたい」

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