◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第1日(11日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
第1ラウンドは雷雲接近のため中断後にサスペンデッドとなり、50人がホールアウトできなかった。
プロ10年目で初優勝を狙う森井あやめ(F&co)は3バーディー、ボギーなしの3アンダー69で回り、首位と1打差の暫定3位で発進した。
前半の12番は8メートルを沈め、18番は1メートルに寄せてバーディー。後半の6番は5メートルを決めて伸ばし、ノーボギーでフィニッシュした。安定したショットが光り、「(グリーンの)カラーはあったけど、全部パーオンした。アプローチはしてない。だいぶショットが良かった。上出来すぎる」と笑顔で語った。
師匠でツアー8勝の山崎千佳代氏がセッティングを担当した難コースで好スコアをマークした。ラフが深く、全長も長い大洗GC。9日に山崎氏と練習ラウンドをともに回り、マネジメント面など助言をもらった。「ティーショットの狙い方を教わって、イメージが良くなった」。21歳の頃から師事する師匠が設定したこの日のピンポジションは「絶妙でした」と笑った。
東大阪市出身の32歳は、昨年10月に下部ツアーで優勝。