パ・リーグ 日本ハム3―7西武(12日・エスコン)

 西武・高橋光成投手が8回0/3を9安打無四死球3失点で7勝目を挙げた。

 「今日は全球種良かった。

テンポ良く、どんどんゾーンの中で勝負できた」と力のある直球とキレ抜群のカットボールを軸に凡打を量産し、5回までに費やした球数はわずかに60球。順調にアウトカウントを積み上げ、8回まで5安打無失点の完封ペースで9回のマウンドへ。だが、先頭のレイエスにこの日101球目を捉えられ左翼スタンドへのソロ本塁打を許すと、後続に3連打を浴び無死満塁として無念の降板となり、「レイエス選手に打たれて相手のいけいけムードにしてしまった」と唇をかんだ。

 お立ち台でも「ちょっとモヤッとしますね。最後までいきたかったですけど…9回は忘れてください」と話すなど強い悔いが残った1イニングとなったが、それでも「投げきりたかったので残念だけど、長いイニングは投げられたしすごくいい手応えもあった」と笑顔で次戦を見据えた。

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