◆米大リーグ ジャイアンツ―ドジャース(12日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が12日(日本時間13日)、敵地・ジャイアンツ戦のスタメンに「1番・DH」で名を連ねた。4試合ぶりの49号が出れば、史上6人目となる2年連続50本塁打に王手がかかる。
試合前練習では投手練習の一環でグラウンドに登場し、キャッチボールで調整した。その後は一塁に移動し、ウッドワード一塁コーチの指導を受けながらT・ヘルナンデス、パヘスらと走塁練習で汗を流した。最近はチーム全体で走塁練習を行うことが日課となっている。
ロバーツ監督は試合前取材で、大谷の次回登板が15日(同16日)か16日(同17日)になると明かした。大谷は3日(同4日)のパイレーツ戦を体調不良で登板回避。5日(同6日)にグラスノーの登板回避で今度は逆に緊急登板していた。本来の登板間隔ならこの日からのジャイアンツ戦先発となっていたが、指揮官は「体調不良があったし、登板を前倒しにもした。最後の登板後は十分な休養を与えたいと考えていた」と15日からの本拠地・フィリーズ戦に回す考えを示していた。フィリーズ戦では本塁打王を争うシュワバーと直接対決することになる。